01zero-ichi(ゼロイチ)染野
DX推進するための重要な考え方!
組織のDX推進するにあたり、よく今のやっている作業をそのまま、今のフローをそのままシステム化させると思っている人達がいます。それは間違いです。人間のやっている事には良い意味で臨機応変な事があります。
DX推進するにあたり重要な考え方は、DX化したいプロジェクトのゴール(結果)はそのままで、そこに至るまでの人のやっている作業を「0」にするためにという考え方をする事です。

作業は仕事ではない、作業は人間でなくてもできる
昔は、AIもシステムもないので、ただやるだけの作業すら人の仕事として成り立っていました。今は違います。人間でなくてもやってくれるAI、システムがあります。という事はもはやただやるだけの作業はもう人間のやる仕事ではないので価値がないです。
人間でやる必要がない作業例…
●請求書、納品書の発行業務。
→データがあるのに発行するだけの作業は人じゃなくてもできます。
●受発注業務。
→起点でデータが完成していれば、間に入ってやる人の作業自体必要がなくなります。
●経理の仕訳業務。
→領収書スキャンするだけで勝手に読み取って仕訳してくれるシステムがあります。
●勤怠の集計業務。
→勤怠情報をデータになるようにだけしていればそもそもやる必要がない。
人でしかできない事へのジョブチェンジを
日本が高齢化が進み、人口が減っているという話は皆さんご存知でしょう。
人手が足りないと言っている中、なぜ人でやらなくて良い事に人を使っているんでしょうか。日本こそDX化、ICT化の最先端を行かないといけない国なはずです。
DX推進にあたりよくある話。
「やっている作業への誇り、保守感、干されると思っている。」どうでもいい話です。
人でなくてもできる事はシステムに任せて、人でしかできない事へジョブチェンジをしていく事が重要です。それが会社を成長させ発展させる事になり、人への存在価値がでます。
経営者こそ、仕事をなくして人を減らす発想ではなく、なくした仕事で浮いた人のジョブチェンジで生産性を上げる事をもっと推進してほしい。これがDXの真髄、大きなメリットです。