01zero-ichi(ゼロイチ)染野
インサイドセールス責任者はNO.1営業マンが適任
現在インサイドセールス文化が定着してきましたが、まだ本来の意味をなしていないチームを作っている企業は多々目につきます。理由は簡単で、契約後の状態を知らない、契約するまでの過程を知らない、何ならあまりサービスも理解していない、こういう人達で運営しているからです。少なくともインサイドセールスの立ち上げ、責任者は社内NO.1営業マンがやらないとダメです。

うまくいかないインサイドセールスチームは、テレアポ部隊にしているから
うまく稼働していないインサイドセールスチームをやっている企業の一番悪い例が、ただのテレアポ部隊にしてしまっている企業です。インサイドセールスを作ろうとした発起人がそもそも間違った観点で作っているからうまくいかない。テレアポ部隊にする前提で誰でもできると軽視して、販管費部門からの部署異動、なんならアルバイトで構成されていたりする。だから冒頭に記載した通り、大してわかっていない人達が運営しているのでうまくいかないのです。結論、テレアポだけするなら社内ではなく外注した方が安い。
インサイドセールスがやるべき事はナーチャリング
インサイドセールスの本来の役割は、クライアントの契約したいタイミングを作る、タイミングがくるまで付き合っておく、ナーチャリングする事です。そしてタイミングがきたら営業にパスして契約してもらう。
営業のほとんどが目先の契約を取りながら、先の契約に繋げる付き合い=ナーチャリングまでを器用にこなす事ができない。なので営業は目先の契約に集中して、先の契約候補を作る役割をインサイドセールスチームが担う、これが本来の構図なのです。テレアポ部隊にしているチームでこれができますか?
NO.1営業マンが適任な理由(自社プロダクトに夢を見せれる人)
上記に記載した通り、インサイドセールスがやるべき事はナーチャリングをする事です。
ナーチャリングをするという事は、クライアントが契約後にどうなるかの夢を語れる、契約までの道筋を明確に理解させてあげる。この2つができないとクライアントが契約もしていない自分達と付き合っておく理由が何一つありません。この2つをできる人って社内でどんな人ですか?誰ですか?想像してください。NO.1営業マンに決まっています。という事は、インサイドセールスの立ち上げ、責任者はNO.1営業マンがやるのが一番なのです。
もったいない?役に立たないインサイドセールスチームを持っている方がもったいないです。インサイドセールスを稼働させたければNO.1営業マンをアサインする事をおすすめします。インサイドセールスチームは本来1番花形、エリートしか行けないところです。
やるべきキャリアプラン、インサイドセールスはエリート
大半やっている事。
新人教育をインサイドセールス→営業、CSとやっている。
逆です。
①新人教育はCS(顧客が契約後どうなるかが見ることができるから。プロダクト真髄、ゴールを知れる。最悪不祥事をしても先輩がケツ吹ける。)
②次のステップに営業(契約までどうしていくかが理解できる。CSを経験しているので契約後の夢を語れる。)
③最後にインサイドセールス(①②ができる人しか行けない。)
インサイドセールスはエリートしか本当はできません。