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  • 執筆者の写真01zero-ichi(ゼロイチ)染野

営業数字は「%」で見ない!絶対値で把握しておくこと!

更新日:2022年8月23日

よく営業数字の報告で「予算比●●%」「前月比●●%」「前年比●●%」と言っていると思いますが、

●●%はいくらですか?とか、予算との差異の金額は?差異の契約数、販売数は?と聞くと答えれない人が多いです。絶対値の数字を把握していないのに確率だけで話するのは、実態をわかっていないのでやめた方が良いです。%だけで話して良いのは、外向けのよくわかっていない人に話する時だけでいいと思います。

確率で見る数字と、絶対値で見る数字の違い


例えば、

予算5,000万円 実績4,750万円 達成率95%の場合。


100%中95%だと5%ショートなのですごく惜しいように見える。

5,000万円中4,750万円だと250万円ショートなので結構足りていないと理解できる。


例えば、

予算5,000万円 実績6,000万円 達成率120%の場合。


100%中120%、20%アップなので簡単に上がっているように見える。

5,000万円中6,000万円だと1,000万円アップしているので大幅アップだと理解できる。


このように%で数字を見ていると感覚の麻痺に繋がるので絶対値の数字で常に見るクセをつけた方が良いです。



絶対値の数字を受注数、販売数まで落とし込む


上記の数字を受注数で見てみる。


①1受注を250万円とした場合。

→予算5,000万円 実績4,750万円 達成率95%

 予算受注数 20件 実績受注数 19件 差異−1件

→予算5,000万円 実績6,000万円 達成率120%

 予算受注数 20件 実績受注数 24件 差異+4件


②1受注を50万円とした場合。

予算受注数 100件 実績受注数 95件 差異−5件

→予算5,000万円 実績6,000万円 達成率120%

 予算受注数 100件 実績受注数 120件 差異+20件


このように受注件数まで落とし込んで数字を見ると、可能な数字なのか不可能な数字なのかまで理解できるようになります。


数字の感覚を養うと計画を立てやすくなる


上記で説明した通り、数字を絶対値で見る、そして受注数、販売数まで理解できていると

予算ができる数字なのかできない数字なのかがわかります。

普段から%だけで数字を見る事はなく絶対値で理解して、メンバーとも認識を取るようにしていってください。


#営業数字


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